先日の定期検診の結果に落ち込んでいた夫。

もともと高血圧の上に、コレステロール値と中性脂肪の値が高かったそうです。

なんと悪夢の3高!

 

毎日仕事を頑張ってくれている夫の憂鬱を少しでも和らげるためには・・・・?

 

そこで見つけたのが、ピーナッツです!

お酒が唯一の趣味の夫にとっては、ピーナッツはおつまみの定番。

それが夫の健康にもプラスになるかも。

 

夫と同じような人は、たくさんいらっしゃると思います。

そんな皆さんに、いいこと教えちゃいます!

 

 

そもそもコレステロールって?そんなに悪者なの?

敵をやっつけるには、敵を知らなければなりません!

コレステロールとは、一体なんでしょう?

 

コレステロールは、3大栄養素の1つ、脂質の一種で、毎日体内で作られています。

約70%は、肝臓で合成され、約30%は、食べ物から摂取しています。

 

体内で作られているという事は、みなさんもお分かりの通り、人間が生きていくためには必要なものなのです。

 

健康な生活にとって、邪魔者のようにされている感じのコレステロールですが、大切な役割ももちろんあるのです。

 

たとえば、細胞膜の材料となったり、副腎皮質ホルモンや性ホルモンの材料になります。

カルシウムの吸収を上げるビタミンDの材料にもなるのです。

あまり悪者扱いするのは可哀想かも・・・なんて思いませんか?

 

このコレステロールには2種類あります。

・肝臓から送り出される LDLコレステロール

・肝臓へ戻る HDLコレステロール 

 

です。

 

HDLコレステロールは動脈硬化の原因となる、血管内に付いたコレステロールを肝臓に運ぶことから「善玉コレステロール」と呼ばれ、

反対に、肝臓から血管や内臓にコレステロールを運び、血管の壁を守っているLDLコレステロールは増えすぎると血管を狭くしてしまうことから「悪玉コレステロール」と呼ばれています。

 

この「悪玉」が「善玉」より多くなると、動脈硬化をおこし、「脳梗塞・心筋梗塞・狭心症」などの病気を引き起こす原因になっているのです。

 

「悪玉って・・・・・、自分の仕事をしているだけなのに。僕が働かなければ、血管がすごくもろくなるのに・・・・。」

 

LDL君の気持ちになってみましたが、ほんとに悪いのは君を取りすぎている人間だものね。

 

人間のみなさん

「悪玉」くんを憎まずにまず、自分の生活、食事を見直しましょうね。

 

 

そこで、ピーナッツくんの出番です!

でもピーナッツって油が多いんじゃないの?

なんかカロリーも高そう・・・と思っている人もいますよね。

 

ところがそれ、誤解です!

 

ピーナッツは、土の中で育つマメ科の食品で、約50%が脂質(油)ですが、それは植物性のもので少々食べたからといって、脂肪がふえるなんて恐れなくても大丈夫です。

 

ピーナッツに含まれている油のほとんどは

オレイン酸やリノール酸という不飽和脂肪酸なのです!

 

「?不飽和脂肪酸?」

頭にはてなマークが出ているあなた、今から説明しますね。

 

脂質の成分には

  • 動物性脂肪から分解される・・・飽和脂肪酸
  • 植物性脂肪から分解される・・・不飽和脂肪酸

 

が、あります。

 

そして、飽和脂肪酸がコレステロールを増加させるのに対して

不飽和脂肪酸は、

悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす働きがあります!

 

また最近、アメリカのハーバード大学が30年間の研究で

『ピーナッツは血管を健康にし、死亡率を大きく下げる食材』だと分かったと発表しています。

 

お酒の定番おつまみが、健康食材なんて、

お酒がもっとおいしくなりそうですね。

 

ピーナッツのいいところ、もう少し紹介しますね。

 

 

ピーナッツの健康パワー!

ピーナッツには他にナイアシンというビタミンが多く含まれています。

ナイアシンは、二日酔いの原因となるアセトアルデヒドを分解する働きがあります。

 

また、アスパラギン酸というアミノ酸も多く含まれていて、体内に溜まった有害なアンモニアを排出させる効果があります。

 

お酒のお供、理にかなっていますね。

 

ちなみに、アスパラギン酸、ご想像通り、アスパラに多く含まれています。

 

また、強い抗酸化作用のあるビタミンEも多く、

血管を強くして、老化や脳卒中の予防にも効果があります。

 

ピーナッツは薄皮がついていますが、なんとその薄皮にも嬉しい効果が!

それは、レスベラトールというポリフェノールの一種で、

抗がん作用・アンチエイジングなどの効果が知られています。

ですから、ピーナッツは皮つきで食べるのがよりおすすめなんです。

 

こんなにうれしい食品、ピーナッツですが、おつまみ的に食べる以外にはいったいどんな風に摂ればいいのでしょう。

私的には、”柿の種“がいいのですが、塩分とりすぎになっちゃいますね。

 

 

コレステロールを減らすピーナッツの美味しい食べ方

では、おすすめレシピを少しご紹介!

 

@簡単菜の花のピーナッツ和え

①菜の花は、茹でてすぐに冷水にくぐらせて冷まし、3~4㎝長さに切ります。

②ピーナッツバター(できればクランチ)・みりん・しょうゆを2:2:1くらいで混ぜておきます。

③ ②に①を和えます。

*塩分が気になる人は、無塩のピーナッツをすりつぶしてもOKです。

*菜の花の代わりに、ほうれん草やインゲンでもおいしいですよ。

 

 

@ピーマンとピーナッツのピリ辛甘みそ炒め

①鍋にごま油を熱し、ピーマンと輪切りの唐辛子を入れて炒め、少ししんなりしたらピーナッツを加えて炒め合わせる。

②ピーナッツの粉末(市販されています)かピーナッツのすりつぶしたもの大さじ3・みそ大さじ2・酒大さじ2・砂糖大さじ1・だし汁大さじ2~3を混ぜ合わせたものを①に入れます。

③汁が少なくなり、つやが出てきたら出来上がりです。

*合わせ調味料はお好みで調節してください

 

 

・・・・結局おつまみのような料理になってしまいました・・・。

 

やっぱり料理は面倒、という人はどうぞそのままお召し上がりください。

その場合は、できれば無塩のものを1日に20粒くらいを目安に摂ってくださいね

 

 

まとめ

コレステロール対策として、またそれ以外の効果もたっぷりのピーナッツ。

優秀な健康食材だとわかっていただけましたか?

 

もちろん、ピーナッツを食べてコレステロール値が下がってとしても、それで健康になるわけではありませんが、まず気になる数値の改善が、健康への第一歩です。

 

我が家と共に皆さん、健康になって楽しく暮らしましょうね!


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