あなたはコレステロールを正しく理解していますか?
知っているようで意外と正しく理解していないのではないでしょうか?
例えば「善玉・悪玉コレステロール」という言葉がありますが、
ぼんやりとした理解ではありませんか?
血液中のコレステロールを下げるということは、
「悪玉コレステロール(LDL)」を下げるということです。
悪玉コレステロールとは、肝臓で作られたコレステロールを、Low Density Lipoprotein(低比重リポたんぱく)すなわちLDLによって血液中の随所に運び、血管内に沈着させます。
その結果血液の通りが悪くなり動脈硬化になっていくのです。
即ちLDLコレステロール値は毎日の食生活の改善で下げることができるのです!
一方「善玉コレステロールは(HDL)」High Density Lipoprotein(高比重リポたんぱく)は、身体の血管壁に溜まったコレステロールをHDLで肝臓まで運び肝臓で分解します。
したがって血管が掃除された形になって血液の通りが良くなり、動脈硬化が防げるのです。
なお「リポたんぱく」とは、
血液中のコレステロールがタンパク質と複合体を形成している姿で、複合体を形成するタンパク質の構造によって比重が違ってくるのです。
それでは悪玉コレステロールを下げる各種方法のポイント(いわゆるツボ?)紹介し、その中でも漢方でいう「ツボ」を知っておくと、コレステロールが下げられる裏技テクニックについてもお話ししましょう。
食生活で「悪玉(LDL)コレステロール」を下げる方法
総コレステロール値が高い人は、悪玉コレステロール値が相対的に高くなる傾向があります。
したがって食品からのコレステロール摂取量を200~300gに抑える必要があります。
コレステロール値の高い食品として、レバー(鶏・豚など)、ウナギ、ウニ、タラコ、イクラなどがあり、摂り過ぎないことが必要です。
一般的には食生活で悪玉(LDL)コレステロールを下げる方法は、
★積極的に野菜中心かつタンパク質は植物性たんぱく質・魚介類を摂取することです。
またナッツ類も有効です。
代表的野菜:ブロッコリー・カリフラワー・キャベツ・芽キャベツなどのアブラナ科の野菜です。
これらアブラナ科の野菜は、血中LDLを下げる働きのあるSMCS(S-メチルシステインスルフォキシド)を多く含みます。
植物性たんぱく質の代表 大豆製品:豆腐・納豆・枝豆・煮大豆などです。
EPA・DHAが多い代表的魚介類:イワシ・サバ・アジ・サンマ、他にはホタテ・カキ・イカ、モズクです。
代表的ナッツ類:ピーナッツ・アーモンド・ピスタチオです。
★脂質の中でも不飽和脂肪酸を含む食材を積極的に摂取することです。
脂質を構成する脂肪酸には「不飽和脂肪酸」と「飽和脂肪酸」があります。
「不飽和脂肪酸」は安定性が低く、体内で分解され易いので、加熱すると酸化されやすく、劣化します。
つまり「体につきにくい」ので、コレステロール値を上げにくいのです。
上記EPAやDHAも不飽和脂肪酸で、食用油ではごま油、オリーブオイルなどに多く含まれます。
漢方(東洋医学)のツボ押しで悪玉(LDL)コレステロールを下げる方法
コレステロール値を下げる基本は、「コレステロール上げない食事と適度な運動」です。
しかしこれら2つとは、対極にある方法が「漢方(東洋医学)のツボ押し」なのです。
日本人は江戸時代中国から入った東洋医学を病気治療・健康増進に取り入れてきました。
現代は対処療法の西洋医学が科学技術の進歩と相まって主流ですが、「漢方のツボ押し」は庶民の間では「疲れを取ったり、血行改善効果」として、根強いものがあります。
「ツボ押し」がどの程度科学的にコレステロールを下げるか定量的データはありませんが、血流を良くすることで、ストレス解消・疲労を取除いたりといった症状には、間違いなく効果があります。
運動をすれば血行を良くして体内に溜まっている老廃物を肝臓で分解し、腎臓で処理排出してくれます。
これと同じことが時間はかかりますが、ツボ押しでも得られるのです!
具体的なツボとして、湧泉(ゆうせん)、合谷(ごうこく)、労宮(ろうきゅう)、気海(きかい)があります。
これらのツボ押しは自分一人でできることで、特に手や足裏はいつでも簡単にできるのが利点です。
難しい名前のツボですが、体のどこの部位かお教えしましょう。
★湧泉(ゆうせん)
「足裏の土踏まずの上、足指の付け根から指3本分のところ」をいい、何にでも効く万能のツボと言われています。
★合谷(ごうこく)
手の甲の親指と人差し指の付け根の窪んだ万能のツボで、人目を気にせず押せる部位です。
★労宮(ろうきゅう)
手のひらの中央部で、親指の付け根に当たります。
★気海(きかい)
おヘソから指二本分下のところにあるツボです。
仰向けに寝て、4本の指で呼吸を吐くときゆっくり指圧します。
まとめ
悪玉コレステロールを減らす「理にかなった方法」は、食事でコレステロール値を上げない食品を野菜中心に食べることと、適度な運動でカロリー燃焼させて、肥満体質にならないようにすることです。
これとは別に漢方のツボ押しで、血行を良くなることで代謝が上がり、悪玉コレステロールを下げるという考え方もあります。
医学的には完全に認められていませんが、「ツボ押し」を日常の生活の中で取り入れることは、ストレス解消・血行促進といった効果があるので意味があるのです。
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