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よくコレステロールが高いと体に悪いと言いますよね。医師に言われて脅された方も多いんじゃないでしょうか。

実はコレステロールが高いと一口に言っても色々な原因、色々な症状があります。

その中でもあまり聞き馴染みのない事ですが、アキレス腱に症状が出ることがあります。どうしてアキレス腱に症状が出るのでしょうか。調べてみたいと思います。

コレステロールはどうして上がる?

まず、コレステロールが上がる原因はなんでしょうか。

一番よく言われるのが食べ過ぎ・飲み過ぎです。更に言えば、コレステロールを多く含んでいたり、コレステロールを上げる作用のある成分が含まれている食事をすると上がります。

このような食生活を続けていればコレステロール値は上がる一方です。

また普段から運動不足であると、これまたコレステロール値を上げることになってしまいます。正確には上がるのは中性脂肪なのですが、中性脂肪が上がるとコレステロール値も上がってしまうので、ほぼイコールと思ってください。

更にストレスもコレステロール値を上げる要因になります。ストレスを溜め込んでしまうと、体の働きが低下してしまい、結果としてコレステロール値が上がってしまうのです。

現代人にとってはどれもこれも陥りやすい原因ではないでしょうか。普段から気を使って生活する必要があります。

ところが、普段から気を使っても上がってしまう人がいます。「家族性高コレステロール血症」という遺伝性の病気です。難病指定もされています。

この病気は大人になってから発症するようなことはなく、生まれ持った場合は生後間もなく症状が出ます。コレステロールが血液中に溜まってしまい排出されず、コレステロール値が高くなってしまいます。適切な治療を行わないと小児期に動脈硬化を起こし心筋梗塞など命にかかわる病気になってしまいます。

まぁ、大人になってから発症はしないので、そうではなくて今コレステロール値が高い人はほぼ間違いなく生活習慣の問題です。

コレステロールが高いと何が起きる?

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先ほど挙げたように、コレステロールが高いと動脈硬化を起こします。これはコレステロールが血管内に溜まって詰まってしまうためです。そしてそこから心筋梗塞、脳梗塞などの命に関わる病気につながっていってしまうのです。

そして、今回取り上げるのはアキレス腱。一見関係のないように感じるかもしれませんが、大きな関係があるのです。

アキレス腱は体の中でも特に負担のかかりやすい場所です。準備体操でも必ずアキレス腱のストレッチをすることからもわかるように、運動する際気をつけなくてはいけない場所です。実際アキレス腱は伸縮することが多いので、常に傷つきやすい状態にあるそうです。この傷つきやすいアキレス腱の血管にコレステロールは溜まりやすくなっています。その結果太くなってしまうのです。なので、コレステロール値が高い人のアキレス腱の太さは、普通の人よりも1.5倍~2倍になっています。ちなみに通常アキレス腱を掴んで測ると1cm程度だそうです。なので、2cm近くなっている人は危険だと言えるでしょう。

まさかこんな症状があるなんて、私も知りませんでした。

ではなぜこのことはあまり知られていないのでしょう。

実は先ほど挙げたコレステロール値が上がる原因にあります。

この症状は「家族性高コレステロール血症」の人、つまり遺伝的にコレステロール値が上がりやすい人に出やすい症状なのです。もちろんそうじゃなくてもなる人もいますが、統計的には家族性高コレステロール血症の人のほうが多いと言えます。そして、この家族性高コレステロール血症はわりと日本での発症率が低く、あまりアキレス腱の太さでコレステロール値が高いと見分ける事が知られていないのです。逆にオランダやノルウェーなどでは家族性高コレステロール血症の発症率が高く、この診断方法が用いられています。

発症率が低いからあまり日本では知られていないんですね。

けれど、知っておいて損はない情報だと思います。実際家族性高コレステロール血症じゃなくてもアキレス腱に症状が出る可能性はありますので。

アキレス腱の太さが太くなるだけでなく、横から見てくびれがなく盛り上がっていたり、痛みがあるようなら一度かかりつけ医に相談し、早めに治療を始めるのがいいと思われます。

コレステロールの高い人はアキレス腱が危険!?アキレス腱に何が!? まとめ

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私も今回始めてコレステロール値が高いことによってアキレス腱に影響が出ることを知りました。

日本人にはなかなか馴染みのない症状なのかもしれませんが、もし運動をしていないのに痛みを感じたら、そのときにアキレス腱が太くなっていたら、その時はコレステロール値が高くなって、動脈硬化を起こしやすい情況になっているかもしれません。

命にかかわることになる前に、健康には十分気をつけましょう。


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