普段何気なく食べている油は良い油、悪い油?
バターにサラダ油、オリーブオイル等、色んな油がありますね。
その中でも飽和脂肪酸を多く含む食品ってどんなものがあるのでしょう!
どう食べたら体に良いのか、悪いのか?
健康おたくな私、ちょっと知ってみたくなったので調べてまとめてみました!
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飽和脂肪酸はどんな油?
食用油の種類は動物油と植物油に大別されます。
動物油:牛肉、豚肉、鶏肉などには飽和脂肪酸が多く含まれています。
植物油:魚の油、植物油は不飽和脂肪酸を多く含んでいます。
飽和脂肪酸を多く含む油は
牛肉、豚肉の脂肪、ラード、バター、など常温で固体のもの。
ココナッツオイル、パーム油、綿実油にも含まれる。
*飽和脂肪酸を多く含む油は多く摂りすぎると悪玉コレステロールが増加しドロドロの血液になり体脂肪としても蓄積されます。
比較的酸化されにくい脂質。融点が高く劣化しにくい。
*バージンココナッツオイルは飽和脂肪酸ですが、ビタミンEを多く含み抗酸化作用があり、コレステロールを下げる効果もあります。
不飽和脂肪酸を多く含む油は
サラダ油、キャノーラ油、大豆油、コーン油、紅花油、オリーブオイル、アマニ油、ごま油、エゴマ油など常温で液体のもの。
*悪玉コレステロールを減らし、血栓を防ぎます。
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体に入ってからの油の役割とは?
1、脂質は細胞膜などの生体膜を形成し、約60兆個もある細胞の膜は脂肪とタンパク質からできているんですね。その膜を通しての役割はというと
*酸素、栄養を細胞内に取り込む
*老廃物を排出する
*細菌やウイルスの侵入を防ぐ
*細胞同士の情報を伝達する
2、第2のエネルギー源
第1はごはんやパンなどの糖質。
脂質は糖質の2倍のエネルギーを放出する効率の良い燃料源です。
3、脂質は熱の発散を防いで体温を保つ。
太陽の光を利用してビタミンDを合成します。
ビタミンA、D、E、Kなどの吸収を助けます。
4、脂質や筋肉は内臓を支えたり、外からの衝撃を守ります。
「とかく悪者扱いの油なんですけれど、このような役割があるんですね。良い油を適量取ることは良いことなんですね」
飽和脂肪酸が多く含まれる食品ってどんなものがあるの?
100g中に含まれる分量が多い順に(水分40%以上のもの)
生クリーム | 27.62g | 豚バラ肉 | 12.95g |
クリームチーズ | 20.26g | ウインナー | 10.11g |
鶏皮 | 16.30g | 卵黄 | 9.22g |
牛肉サーロイン | 16.29g | フランクフルト | 8.78g |
プロセスチーズ | 16.00g | あんこうのきも | 8.23g |
和牛リブロース | 14.92g | アイガモ | 8.02g |
カマンベールチーズ | 14.87g | 豚ロース | 7.84g |
ベーコン | 14.81g | ラム肩肉 | 7.62g |
ココナッツミルク | 13.20g | 輸入牛肩ロース | 7.54g |
牛肉バラ肉 | 13.05g | 牛肉 タン | 7.47g |
100g中に含まれる分量が多い順に(水分40%以下のもの)
ココナッツパウダー | 55.25g |
バター無塩 | 52.43g |
バター | 50.45g |
牛脂 | 41.05g |
豚脂 (ラード) | 39.29g |
ショートニング | 33.86g |
マーガリン | 21.86g |
国立がん研究センターによると
肉、乳製品などの動物性脂肪は多すぎても少なすぎても循環器疾患にはよくないので、ほどほどに食べるようにと言われています。
これらの食品から1日に20gとるのが健康に一番良いようですよ。
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飽和脂肪酸って悪者なの?
複数の文献に
人間は歴史上長い間、飽和脂肪酸を食べてきており、古代の人々の方が現代人よりも成人病にならなかったと示されています。
ただ、飽和脂肪酸が含まれる食品の中でもトランス脂肪酸が含まれるものはよくない油なので避けたほうが賢明です。中でもショートニング、マーガリンは危険とされています。
「油や脂肪は細胞や細胞膜、神経組織、ホルモンを作るのには欠かせない材料なので避けるのではなく、ほどほどに良い油をとるのが正解ですね。」
飽和脂肪酸が含まれたバージンココナッツオイルは例外の良い油!
バージンココナッツオイルはトランス脂肪酸もコレステロールも心配のない安全な油です。更にラウリン酸が多く含まれており微生物に対する抗炎症作用や抗菌作用があります。風邪やインフルエンザなどの菌にも効果があるとされています。
「ココナッツオイルは本当に体に優しい良い油なんですね!1日に大さじ2杯ほど食べるのが健康によいとされていますよ!!」
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飽和脂肪酸を多く含む食品はどのようなものがあるのでしょう?!まとめ
牛脂、豚脂、バターなど飽和脂肪酸を含んだ食品は摂りすぎないようにしましょう。
悪玉コレステロールの増加や肥満、動脈硬化などの病気を招きます。
バージンココナッツオイルは例外で脂肪を燃焼させたり、悪玉コレステロールを下げる効果があるので適量食べるは健康に良いこともわかりました。
「バターを含んだお菓子、油で揚げたものも知らず知らずに食べていますよね。あまり神経質にならないように頭の片隅に置いて食品を選びたいと思います!!」
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