どうせコレステロール値を落とすなら手軽に落としたいですよね。あえてサプリメントを取るのではなく普段の食事で改善できれば一番。意外とサプリメントって飲み忘れたりしますしね。そうするとなんとなく続かなくなっちゃったり。
では、普段の食事で何を取ればいいのか。こういうときこそ、野菜の出番です。
野菜のコレステロール
1番の重要ポイントですが、野菜にはコレステロールが含まれていません。大切なのでもう一度言います。コレステロール含まれていないんです。つまりいくら食べてもコレステロール値が上がることはないんです!なんと素晴らしい。
コレステロールは体内でも作られているので、本当にバランス良く摂取しないとあっさり過剰摂取になってしまうのです。もちろん全く摂らないとそれはそれで問題なのですが、現代の食生活では多くの方が過剰摂取しているのが現状です。
そんな中、野菜はコレステロール0!ちょっと野菜が高騰しているとお財布的に厳しいところではあるのですが、積極的に摂取することによってコレステロールを抑えることが出来ます。
どの野菜がいい?
では食べるのはどんな野菜でもいいのでしょうか。
基本的に野菜はコレステロールありませんので何を食べても大丈夫です。けれど、せっかく食べるのなら+αが欲しいですよね。コレステロール0で更に悪玉コレステロールを減らせる成分と、ついでにその成分がどんな野菜に含まれているのか見てみましょう。
・食物繊維
食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類があります。読んで字の通り、水に溶ける水溶性と解けない不溶性です。
不溶性食物繊維は余分なコレステロールを便と一緒に体外に排出してくれます。水溶性食物繊維はコレステロール値を下げる働きがあります。
不溶性食物繊維が多く含まれている野菜は、モロヘイヤ・しそ・えりんぎ・しめじ・にら・ごぼう・とうもろこし、などです。
水溶性食物繊維が多く含まれている野菜は、ごぼう・アボカド・オクラ・モロヘイヤ・春菊・人参・キャベツ、などです。
こう見ると、両方含まれている野菜もあります。
・βカロテン
βカロテンは抗酸化作用があり、血管の内壁にコレステロールがこびりつくのを防いで血液をサラサラにしてくれます。
βカロテンが多く含まれている野菜は、人参・春菊・小松菜・パセリ・かぼちゃなどです。
・ビタミン
ビタミンの中でもCとEがコレステロールには効果があります。悪玉コレステロールの酸化を防ぎ血液をサラサラにして動脈硬化を防いでくれるのです。またビタミンEにはビタミンCとの酸化を防ぐ働きもあるので、一緒に食べると効果が増します。
ビタミンCが多く含まれている野菜は、チンゲンサイ・ピーマン・芽キャベツ・さやえんどう、などです。
ビタミンEが多く含まれている野菜は、かぼちゃ・しそ・ほうれん草・ニラ・アスパラガス、などです。
・リコピン
リコピンは善玉コレステロールを増やす働きがあります。善玉コレステロールを増やすと血液の内壁にへばりつく余分なコレステロールである悪玉コレステロールが減ります。
リコピンを多く含まれている野菜は、トマト・スイカ、などです。
・ポリフェノール
ポリフェノールの抗酸化作用で血管を若返らせて血液を強化し、固まってしまうことを防いでくれます。
ポリフェノールが多く含まれている野菜は、モロヘイヤ・赤しそ・ブロッコリー・アボカド・紫キャベツ、などです。
こうやって見ると、野菜1つでもたくさんの成分が含まれていて多くの効果があることがわかります。
毎日食べる量としては、1日300gの野菜をとるようにするといいとされています。生野菜だけでとるのは大変ですが、温野菜、おひたし、炒め物など、加熱すれば量はとれます。
また、これらの野菜を食事の最初に取ることがコレステロールの上昇を抑えることになります。1つは先に食べることである程度の満足感・満腹感を得ることが出来るので、他のコレステロールを増やす食材の食べる量を減らすことが出来る。もう1つは、先に食べたものの栄養素が先に吸収されるので、より効果が発揮できるということです。
コレステロールは野菜で下げよう!毎日取り入れたい食材たち まとめ
健康にいい、と漠然と思っていた野菜ですが、その力は想像以上です。ここに書ききれなかった野菜たちも、もちろんたくさんの成分を含んでいます。この機会にどの野菜にどんな成分が含まれているのか細かく調べるのもいいかもしれませんね。
もちろん野菜を食べることはコレステロールを下げるだけでなく健康に欠かせないことです。
ぜひこれをきっかけにたくさん野菜を食べて健康な日々を送りましょう。
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