コレステロール値って普段から気を付けていないと上がってることに気づきにくい数値ですよね?
定期的な健康診断で数値があがってることに気づいてそれから生活を改めるといったことを繰り返している人は多いんじゃないでしょうか。
それものすごく効率が悪いし、体にもよくないので普段からコレステロール値を下げるよう気にしながらいきたいものです。
しかしながら常にコレステロール値を気にしながら日々生活するのって大変ですし、コレステロール値を気にせず、正常値を保ちたいと思いませんか?
今回は豆乳がコレステロール値を下げる効果があることについて説明します!
コレステロールとは
コレステロールと聞くとすぐさま悪者扱いというイメージが思い浮かびますが、コレステロールは人体に必要な役割を担っているんですよ?知ってましたか?
以下が人体におけるコレステロールの役割です。
・栄養分を分解・栄養を吸収する胆汁酸の原材料
・細胞膜を生成する
・筋肉を作るホルモンの原材料
上記を見る限り、非常に重要な役割を担っていることがわかります。
ではなぜコレステロールが悪者扱いになってしまっているのか?
悪者扱いに関しては個人的にはメディアでの取り上げ方に問題が8割、9割方あると感じております。
コレステロール値が高いと体に良くないというのは具体的には摂取することが悪いわけではなく、摂取しすぎることが悪いということです。
摂取しすぎるとコレストロールのバランスが崩れてしまい、血中コレステロール値が高くなってしまって、動脈硬化や高コレステロール血症といった病気を引き起こしてしまうんですね。
コレステロールは以下の3つに分類されます。
・総コレステロール
・HDLコレステロール(善玉コレステロール)
・LDLコレステロール(悪玉コレステロール)
総コレステロールは善玉コレステロールと悪玉コレステロールを含めた総量のことですね。役割は先ほど記載した通りです。
善玉コステロールは体内に蓄積したコレステロールを排出してくれる役割があります。
悪玉ステロールはその逆でコレステロールを体内に供給する役割があります。
この悪玉コレステロールが増加し、血管に蓄積していくことによって動脈硬化が進行していくことになります。
豆乳とは
ゆでた大豆をすりつぶし搾った時に出る液体のことを豆乳と言います。
大豆は昔からの日本の食卓には欠かせない食材で人間に必要な成分がたくさん含まれているといわれております。
余談ですが、大豆を絞ったときに出る液体は豆乳ですが、搾ったときにでるカスがおからです。これににがりを混ぜると豆腐になりますね。
豆乳は高タンパク低コレステロールで液体ですから豆腐やおからより消化吸収にすぐれていることから昨今は健康やダイエットに欠かせない飲料といっても過言ではないでしょう。
人間が必要としている三大栄養素はタンパク質・糖質(炭水化物)・脂質ですが、この三大栄養素のうち、タンパク質と脂質が豊富に含まれているのが豆乳です。
豆乳にはどんな栄養素が含まれているの?
豆乳には三大栄養素のうち、タンパク質と脂質が豊富に含まれていると前述しましたが、豆乳は種類があってその種類によってタンパク質の含有量が違います。
■成分無調整の豆乳
成分無調整豆乳は大豆固形分8%以上含まれています。
大豆を絞ったままの非常に濃度が高い豆乳ですね。
このタイプの豆乳は製造の段階で水以外のものを一切加えていないのが特徴です。
そのため、成分が大豆そのものですからにがりを加えれば豆腐も自前で作れます。
■調整豆乳
調整豆乳は大豆固形分6%以上含まれています。
スーパーやコンビニなどに並んでいる飲料として多いのがこのタイプですね。
一番有名で一番多く飲まれている豆乳もこちらになります。
■豆乳飲料
果汁入りだと大豆固形分2%以上、その他の場合は4%以上含まれております。
先ほどの調整豆乳をさらに飲みやすくするため、様々な味を付けた豆乳です。
コーヒー、紅茶、フルーツ、野菜などですね。こちらは大豆使用料が非常に少ないので豆乳といっていいかどうかでいうと…大豆固形分が含まれている量が少ないですから、どちらかというとジュースに近いですので、これから豆乳を飲もうと方にはおすすめしないですね。
三大栄養素のうちタンパク質と脂質が豊富ですが、そのほかに含まれている成分は以下になります。
・カルシウム
・鉄
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・ナイアシン
・レシチン
・サポニン
・イソフラボン
大豆特有の成分も含まれていて非常に栄養価の高い飲料であることがわかりますね。
豆乳がコレステロール値を下げる?
豆乳はコレステロール値を下げるといわれてますが具体的に豆乳に含まれる何の成分がコレステロール値を下げる効果があるとされているかというと以下の成分になります。
・大豆たんぱく質
コレステロールの性質は簡単にいうと胆汁酸とくっついて脂肪を吸収しやすいようにするのですが、大豆たんぱく質を摂取すると胆汁酸がコレステロールではなく大豆たんぱく質にくっつくので結果として胆汁酸が少なくなってコレストロールの吸収量も当然低下するのでコレステロール値も下がります。
・サポニン
大豆に含まれる渋み、苦みの元になる成分です。サポニンは抗酸化作用があるので動脈硬化の原因となる血栓を除去する効果があるとされております。
・レシチン
水にも油にも溶ける性質があり、脂肪を分解したり、脂肪を固まらせない効果があるとされております。
そのため、血管内にこびりついたコレステロールを溶かし、血行を良くするので高コレステロールで引き起こされる動脈硬化、高脂血症、脳卒中といった血液や血管に関係する疾患の改善や予防効果があるとされてます。
豆乳の摂取量はどれぐらい?
コレステロール値を下げるために豆乳を飲む時の注意点としてはまずは毎日継続して飲むことが挙げられます。
ただ過剰摂取はいけません。
ここを勘違いしている人は薬も多く飲めば早く治ると思っている人ですね。
薬と一緒で一日に摂取する量を継続することが大切なので一日に飲む量を増やしたからと言って効果がアップするわけではないということです。
日本大豆協会では1日200ml を1本~3本、食品安全委員会では大豆イソフラボンの摂取量は70mg~75mgになってます。
これだけみると1日三回の食事と一緒に豆乳飲めばいいじゃんってことになるのですが、その食事の内容が重要です。
大豆イソフラボンってのが重要で効果としては血中コレステロールを下げる効果があるとされてますが、摂取する量が食品安全委員会でも決められているように過剰摂取すると特に女性の場合ですが、女性ホルモンのバランスが崩れる可能性があり、月経周期が遅れや子宮内膜増殖症などのリスクが高まるといわれております。
そのため、1日の食事で大豆が含まれる加工品を食べる人は豆乳の摂取量に気を付けないと。
以下を目安にするといいです。
・大豆加工品をあまり食べない人は1日200ml
・大豆加工品をたくさん食べる人は1日100mlぐらい
なので、豆乳飲料であれば1日1本程度で十分な摂取量であるといえます。
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おすすめな豆乳は?
豆乳といえば成分無調整豆乳や調整豆乳、豆乳飲料がありますが、どれがいいのか迷いますよね?
この中で一番栄養価の高いのは無調整豆乳で次に調整豆乳、豆乳飲料という順番になります。
おすすめしたいのは大豆そのままの成分を搾り出した無調整豆乳ですね。
その無調整豆乳をいくつか紹介いたします!
■キッコーマン おいしい無調整豆乳
紀文がキッコーマンの傘下に入りましたので元は紀文のおいしい無調整豆乳そのものですね。
ノンコレステロール無調整豆乳の代表といっても過言ではないですね。
知らない人はいないはずです。豆乳の味をしっかり残しつつ飲みやすいと評判も上々です。
◇良い口コミ
・豆乳はあまり得意ではないですが飲みやすかった。
・ニキビが生理前にできるのですが女性ホルモンに近い成分があると聞いて5年近く飲んでます。
・飲みやすくおいしい。牛乳が飲めない私には欠かせません。
・朝食を豆乳のみに切り替えてから肌の調子がいいです。女性ホルモンの効果ですね。
◇悪い口コミ
・味は節分の豆感があり、普通のよりクセがあります。
■マルサン 有機豆乳無調整
マルサンの大豆は非遺伝子組み換えの中国・アメリカ産有機大豆を使用していて有機JASの認定も受けてますから安全に摂取できる豆乳であるといえます。評判はというと…。
◇良い口コミ
・豆臭さは気にならないし、添加物もないのでいいです。甘酒と混ぜて飲むのと凍らせてシャーベット状にして食べてもおいしいです。
・牛乳に豆を足した味。甘さゼロのさっぱりした豆乳です。
◇悪い口コミ
・おいしいのはおいしいのですがやっぱり紀文の無調整豆乳が一番ですね…。
・甘味がなく、とてもすっきりとした味わいですが、思ったよりコクがなく薄っぺらい味でした。
いかがでしたか?
元紀文の無調整豆乳は有名すぎるほどですがまだほかのメーカーと比較しても紀文に勝る無調整豆乳はない印象です。
ほかのメーカーさんも頑張ってほしいところですが、摂取する方はアレルギーに気を付けてくださいね。
大豆アレルギーです。
無調整豆乳は大豆そのものですので大豆アレルギーの人は飲まないでくださいね。
あとは以下もオススメですよ↓
豆乳が苦手な人はどうしたらいいの?
飲みたいけど苦手で飲めないって人は飲める飲料と割って飲むのがいいかもしれません。
割る飲み物としては以下が豆乳と相性がよいのではないでしょうか。
・コーヒー
・紅茶
・ジュース(果物)
・ジュース(野菜)
・フルーツビネガー
・甘酒
上記を飲めない人ってあまりいないはず?!なので、上記のいずれかと一緒に飲むことで豆乳もおいしく飲めるし、どれも豆乳の成分とプラスした成分を摂取できるので豆乳単体で飲むよりこっちのほうがいいかもしれいないですし、割ってみたい飲み物を探求するのも1つの楽しみになるかもしれませんね。
まとめ
豆乳は生まれてこの方、飲んだことがない(笑)。
こんな記事を書いてまとめでいうことではないですが、飲んだことないんですよ~。
正確には無調整豆乳を飲んだことがないのですが、ほかの調整豆乳や豆乳飲料なら飲んだことがあって、あれはおいしいですね。飲みやすいです。あっもちろん元紀文のやつですよ。
だいたいコンビニやスーパーで見かけるのも紀文の製品が多いので豆乳=紀文って昔から刷り込まれちゃってますね、わたしなんかは。
でも今回、無調整豆乳について調べた結果、無調整豆乳いいですね。
栄養価が非常に高い。
20代の頃は目もくれませんでしたが、中年になってくると味覚も大分かわってきまして、こういった目もくれなかった飲み物や食べ物を進んで飲んだり、食べたりするようになったのは確かですから無調整豆乳は毎日摂取する飲料として検討する余地ありです。
わたしの同僚で運動しないデブがいるのですが、朝と昼を食べないで日中はトクホの緑茶か麦茶をずっと飲んでいるんですね。んで、夜は何食べてるの?って聞いたら、ドカ食いですよ、ドカ食い(笑)。意味ねー。痩せるわけないですよね、こんな生活してたら。むしろ太るわ。
こういう人こそ、朝、昼、豆乳飲めばいいと思いました。
無調整豆乳って大豆を搾り出した液体ではあるのですが、かなり濃厚なので、ものすごい空腹にはならないはずですから、夜のドカ食いは多少抑えられずはずです。
みなさんも健康に気をつかったり、肥満を気にしてなんやかんややっていると思いますが、くれぐれもわたしの同僚のように金の無駄でしかない意味のないことはしないよう気を付けましょう~。
せっかくのトクホが台無しになりますからね。
今回はここまで。それではまた~。
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