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歳を重ねるごとに健康診断はヒヤヒヤしますよね。特にコレステロールは数値が悪くなりがち。再検査までいかなくてもなんとなく怪しいギリギリの数値で、なんて方も多いのではないでしょうか。

そんなコレステロールの数値を改善してくれるのは、なんと日本伝統の食品、納豆だというのです。

では納豆の何がコレステロールにいいのか。早速見ていきましょう。

コレステロールは何が問題?

まず知っておかなくてはいけないのは問題視されているコレステロール。このコレステロールには2種類あります。悪玉コレステロールと呼ばれるものと善玉コレステロールと呼ばれるものです。数値が高くて問題になるのは名前の通り悪玉コレステロールの方です。

人間の体には悪玉コレステロール、全く必要じゃないかというとそういうわけではもちろんないのですが、限度があります。

この悪玉コレステロール、増えすぎるとヘドロのように血管にベタベタと張り付いてしまいます。そして血液の通り道が狭くなって血がドロドロになって詰まってしまう。こうして起こるのが動脈硬化です。そしてそこから心筋梗塞など命に関わる病気を引き起こしてしまうのです。

で、この悪玉コレステロールを掃除してくれるのが善玉コレステロール。なので、善玉コレステロールは増やしていかないといけないコレステロールです。

2種類の違い、わかりましたでしょうか。

納豆を食べるとどうなる?

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では、実際に納豆を食べるとこの悪玉コレステロールがどうなるのでしょうか?

まず、納豆は元々大豆です。大豆と言えば、大豆イソフラボン。一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。大豆イソフラボンには悪玉コレステロールを下げて善玉コレステロールを増やすという直接的な働きがあります。

同じく大豆に含まれる成分、大豆レシチンは悪玉コレステロールを善玉コレステロールに変える働きがあります。実はこの二つ、同じ材料で出来ているのでどちらに変わることも出来るのです。なのでこの大豆レシチンがたくさんあるところでは善玉コレステロールと悪玉コレステロールのバランスが保たれるようになるのです。

更に大豆サポニンという成分は悪玉コレステロールを増やす原因になる中性脂肪を下げる働きがあります。また、血液をサラサラにする効果があるので、悪玉コレステロールの影響でドロドロになり詰まりやすくなっている血液を流してくれます。

大豆、というだけでこれだけの効果があるのですが、更に納豆になることによって効果が増えます。

納豆になるには大豆を発酵させるわけですが、その発酵の時に出来るナットウキナーゼという成分がさらなる効果をもたらします。

ナットウキナーゼは主に血栓を溶かす働きがあります。血栓とは要は血の塊です。悪玉コレステロールが高いことによって出来やすくなっている血液をつまらせる原因になる血栓を溶かしてくれますので、悪玉コレステロールが高い人はナットウキナーゼを摂取することによって血液をサラサラに保つことが出来ます。

また、納豆には水溶性食物繊維が豊富です。これが豊富だとどうかというと、水溶性食物繊維は人間の腸の中にある水分に溶けることが出来るので、悪玉コレステロールと一緒に便として体外に排出することが出来るんです。

実際に納豆を毎日食べることによって悪玉コレステロールの値が1ヶ月後に20ミリグラム程度低下したという報告もあります。

ただし、一つだけ注意する点があります。実は納豆には血液凝固を促進するビタミンK2というものが含まれています。ですので、元々の体質や飲んでいる薬の副作用等で血栓が通常よりも出来やすい人や既に出来たことのある人はビタミンK2の含まれていないサプリメントでの摂取が好ましいです。

コレステロールには納豆?二つの深い関係とは? まとめ

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納豆は手軽に取ることが出来る食品です。値段もそんなに高くないですし、経済的な負担も軽く続けやすいのではないでしょうか。

ちなみに納豆は朝よりも夜に食べるほうが体に吸収されやすいとされています。ですので、朝食べてる方はもし夜でも問題なければ是非夜に食べてみてください。

もちろん納豆が苦手な方はサプリメントでも構いません。

悪玉コレステロールの基準値が60ミリグラム~119ミリグラムですから、ぜひこの基準値内に入るようにみなさん頑張りましょう。

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