以前、夫の母が子供たちによく作ってくれたかぼちゃのスープを久しぶりに作りました。
なつかしくて、やさしい味にすっかり大人になった子どもたちも喜んでくれました。
かぼちゃって、なんか懐かしい気分になりませんか。
我が家では、ほぼ常備野菜になっているかぼちゃですが、栄養たっぷりの上に年齢を重ねるごとに気になるコレステロールにもいいと聞きます。
かぼちゃのいいところ
ほんとにコレステロールにいいのか?
知りたくないですか?
かぼちゃは、とっても優秀です!
いきなり結論めいたことから、言ってみましたが。
そんなふうに言いたくなるくらいかぼちゃの栄養と効能はすごいんです!
では、その豊富な栄養を紹介します。
βカロテン
βカロテンは、体の中でビタミンAに変換されます。
なのでビタミンAと同じく、目の病気を防いだり、成長を促進させたりする役割のほか、粘膜や皮膚を守る働きもあります。
粘膜を丈夫にしてくれることで、風邪をひきにくくなる効果もあります。
また、強力な抗酸化作用があるので、活性酸素を除く働きで悪玉コレステロールの酸化を防ぎ、動脈硬化の進行を抑えてくれます。
活性酸素、コレステロールの酸化・・・?
なんか化学の授業みたいですね。
酸素を吸って生きていると必ず体の中に発生するものが活性酸素で、体に入ってきた細菌などをやっつけてくれる大切なものです。
でも、毒性が強くて、多くなりすぎると体内の細胞などを酸化させて老化を進めすぎたり、いろいろな病気を引き起こす原因になります。
悪玉コレステロールが酸化すると、もっと悪玉になってしまい、血管の中にどんどんどんどん!たまってしまうのです。
そんなことにならないように頑張ってくれるのが、βカロテン!です
“いつも元気な活性酸素くん。
でも、ちょい悪悪玉くんと一緒になると、血管にドロドロ油をくっつけて、悪さをします。
そこでカロテン先生が、2人を別々にお説教。
2人は良い子になりました。“
国語の授業風にしてみました。(笑)
かぼちゃには、このβカロテンが、とてもたくさん含まれていて
「冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかないと言われています。
京都では、”かぼちゃ供養“といって、毎年冬至の日に無病息災を祈願して、参拝者にかぼちゃを振る舞うお寺があります。
昔の人はかぼちゃが健康を保ってくれることを経験で知っていたのですね。
ビタミンC,E
かぼちゃには、ビタミンA 以外にも抗酸化作用のあるビタミンCやEも豊富に含まれています。
ビタミンA先生とビタミンC先生も登場です!
抗酸化作用・・・再び登場です。
活性酸素の不必要な発生を抑えてくれる優等生でしたね。もう覚えていただきました?
コレステロールの酸化を防ぐ働きがあります!
「ここ!テストに出ます!」
また、風邪予防や生活習慣病予防にも効果があります。
ビタミンEは、血行を促進して体を温めてくれますので、冷え性やアンチエイジング効果もあります。
女性には、とてもうれしい野菜ですね。
そう言えば、女性の好きな食べ物として“いも・たこ・なんきん(南瓜・かぼちゃ)”っていいますもんね。
私も好きです!
カリウム
カリウムには、利尿作用があります。
腎臓の老廃物を体外に出す作用や、血圧を正常に保つ働きがあります。
我が家では、高血圧気味の夫に食べてもらう為に、いろいろ形を変えて食卓に並べています。
ルテイン
目に良いものだということは、よく知られていることですね。
それ以外にも、体内に作られた活性酸素(またまた登場です!)を除く働きがあります。
食物繊維
腸内環境を整えて、便秘予防の効果があります。
また、コレステロール値や血糖値の抑制にも効果があります。
このようにかぼちゃは、栄養部・抗酸化組・コレステロール対策班の優等生なんです
かぼちゃの選び方
スーパーなどでは、かぼちゃは1年中並んでいますが、
美味しい時期があります。
収穫の時期は、だいたい6月から9月なのですが、収穫してすぐはまだ水っぽいのですが、1~3ヶ月冷暗保存すると甘味が増して美味しくなります。
なので、かぼちゃの一番おいしい時期は、9月から12月です。
かぼちゃをまるまるひと玉で買う場合は、
ずっしりと重たいもの、”ヘタ”の切り口が10円玉くらいの大きさで、からからに乾いているもののほうが良く完熟して美味しいです。
丸ごと買った場合は、風通しの良い涼しいところに置いておけば、1~2か月は保存できます。
カットのものなら、果肉がぎっしりつまっていて、黄色が濃いもの、種がふっくらとしているものを選びましょう。
ここで一つ、知ってると嬉しい情報です。
かぼちゃを切る時って、皮が固くて大変ですよね。
そんな時は、ふわっとラップをして、レンジでチン!
半分のかぼちゃなら、500ワットで3分くらい。
少し柔らかくなって切りやすいですよ。
かぼちゃは煮物にしても、ソテーしても、サラダにも、スープにしてもおいしく食べられます。
いろいろ工夫して、たくさんの栄養をいただいてくださいね。
おっともう一つ、注意事項です。
かぼちゃの種は捨てないで!
リノール酸(抗酸化作用あります!)、亜鉛など栄養成分が豊富です。
天日干しをして、フライパンでから炒りをして塩を少しかければ美味しく食べられます。
まとめ
コレステロール値を下げるためには?
悪玉コレステロールが増えすぎると、血管の内部に余分な脂質(コレステロール)がたまり、動脈硬化が進んでしまいます。
それを防ぐためには、今回紹介したかぼちゃなどコレステロールを減らす効果のある食品を摂ることが大切です。
それだけでなく、コレステロールを増やす食品にも気を付けて、とりすぎに注意をしないといけません。
例えば、脂身の多い肉やチーズ・玉子・バター・揚げ物など
「それ、大好物ですけど・・・」
そんな人、多いと思います。
絶対食べてはだめ!
というわけではありません。
コレステロールを減らす食品>コレステロールを増やす食品
まずは、この式に当てはめるように、食事に気を付けてみてください。
無理なく少しずつ続けてみましょう。
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