ポテトチップス、美味しいですよね。

私はシンプルにうす塩が好きですが、気分によってはこってりコンソメを食べたくなります。

バター醤油とかジャンク好きにはたまりませんよね。とは言っても、若い頃ならいざしらず、ある程度の年齢になればどうしたって健康が気になっちゃいますよね。

ポテトチップスを普通に食べてて大丈夫なのかと。

最近コレステロール値が、なんて健康で気になる部分があると尚更です。

というわけで、ポテトチップスとコレステロールの関係性を調べてみたいと思います。

 

ポテトチップスはコレステロールを変化させるか

実はポテトチップスの原材料であるじゃがいもにはコレステロールはほとんど含まれていません。

むしろ微量ではありますが、悪玉コレステロールを排出する働きがあります。

なので、悪玉コレステロールを減らす食事を探すとじゃがいもを使ったメニューも出てきます。

じゃがいもは優秀な食材です。

なら、ポテトチップスも食べていいのでは、と思いたいところなのですが、残念ながらそううまくはいきません。

今言ったように、じゃがいもに問題はありません。

問題はじゃがいもではなく、じゃがいもを揚げている油にあるのです。

ポテトチップスに使われている油の多くは「トランス脂肪酸」というものが含まれています。

このトランス脂肪酸がコレステロールに悪い影響を与えてしまうのです。

 

トランス脂肪酸とは

一言で言ってしまえば、悪玉コレステロールを増やして、善玉コレステロールを減らしてしまうものです。

この時点で敵決定ですよね。

トランス脂肪酸は大量に摂取すると、心臓疾患や動脈硬化を引き起こすとされており、国によっては法律で使用が禁止されています。

最近だとアメリカで2018年までに添加物を含め全ての食品に対して全面禁止するよう定められました。

残念ながら日本では、話し合いが行われたことは過去あるのですが、先送りにされてしまい、未だ何も規制されていません。

そして日本で販売されているポテトチップスの多くにはこのトランス脂肪酸が含まれていますが、規制等何もされていないので表記されていません。

原材料のところに植物油と書かれていればほぼ使われていると言っても過言ではありません。

なぜ、心臓疾患や動脈硬化、アレルギーや認知症にまで影響があると言われながら日本では使われているのでしょうか。

それはトランス脂肪酸が風味や食味を良くしてくれので使われていることが1つ。

後は、トランス脂肪酸自体の種類が多く、どのトランス脂肪酸が健康被害を及ぼすのかまだわかっていないから、というところです。

実際ポテトチップス以外でもかなりの商品で使われていますので、すぐに規制するのも難しいのでしょう。

 

じゃあ、ポテトチップスは食べちゃダメ?

ではポテトチップスは食べないほうがいいのでしょうか。

はっきり言ってしまえば、カロリーも高いですし、塩分も多いですし、肥満に繋がり健康にも害がありますので、たくさん食べていいよ、とは言えません。

けれど、食べたいですよね。

食べるなら、まずは量を減らしましょう。

1人で1回に1袋空けてたらそれはアウトです。

1回に食べる量は半分以下にするのがベストです。頑張って自制しましょう。

もう1つの手段として、ちょっと値段は上がりますが、今はポテトチップスも種類が豊富です。

オリーブオイルで揚げたもの・ノンフライのもの、新しいものが次々出ています。

このようにトランス脂肪酸が含まれていないものを選んで食べれば、コレステロールへの心配も減るのではないでしょうか。

まとめ

私も1人でポテトチップス1袋余裕で空けてた事がありました。

そりゃコレステロールの値も良くないですよね。反省しました。

何事も適量って大切です。食べたいときには量を考え、また油を見て食べなくちゃいけません。

美味しいからとたくさん食べてしまったら、いつか健康診断で泣くのは自分です。

逆にトランス脂肪酸の規制が始まれば、コレステロールを気にせずポテトチップスが食べられる日が来るかもしれません。

それまでは、きちんと選んで食べましょう。


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